🍂秋の味覚🍂 栗の美味しい渋皮煮🌰 | T‘s YAKIGASHI

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🍂秋の味覚🍂 栗の美味しい渋皮煮🌰

こんにちは♪朝晩もだいぶ冷え込んできて木々の紅葉も始まり、秋の季節を感じる機会が増えてきましたね。秋と言えば、〇〇の秋といわれるほど秋にはたくさんの魅力的なことがありますが、やっぱり一番は食欲の秋!!!秋にはおいしい果物や野菜がたくさんありますね😊その中でも今回は秋の王様、栗の魅力についてご紹介します🙌

栗の歴史

 栗は、日本最古の栽培植物のひとつといわれています。
青森県の三内丸山遺跡など、縄文時代(約5000年以上前)の遺跡から栗の実や木材が多数出土しており、当時すでに食用として栽培されていたことがわかっています。
狩猟や採集を中心とした生活の中で、栗は貴重なエネルギー源として、乾燥させたり、焼いたりして保存し、冬の食料としても大切にされていました。
 平安時代には貴族への献上品となり、戦国時代には**「勝ち栗」**と呼ばれて縁起物としても使われました。そして江戸時代には庶民の味として、焼き栗や栗きんとんなどが大人気に。今でも「栗ご飯」「栗きんとん」は、秋やお正月に欠かせない伝統の味として受け継がれています。5000年以上も昔から私たちの食に寄り添ってくれている栗に感謝ですね。

栗の栄養価とその効果

 昔から愛されてる栗ですが、その栄養価はとても豊富です。

 栗に含まれている栄養素

・ビタミンC  (でんぷんに守られて加熱しても壊れにくい!美肌・免疫力アップに◎)
・ビタミンB1 (疲労回復・エネルギー代謝をサポート。秋バテ対策にも)
・食物繊維  (腸内環境を整え、便秘改善)Z
・カリウム  (体内の余分な塩分を排出し、むくみ防止・高血圧予防)
・ポリフェノール(タンニン)  (渋皮に多く含まれ、抗酸化作用で老化を防ぐ)
・葉酸    (細胞の増殖や造血に欠かせない栄養素。特に妊活の方や妊婦、授乳中の方におすすめ)

栗による健康効果

・抗酸化作用  ・・・栗に含まれているビタミンCやタンニンは老化やがん予防に効果があります。
・エネルギー源 ・・・栗は炭水化物が豊富で、特に運動前のエネルギー補給に適しています。
・ダイエット効果・・・栗は消化吸収が緩やかで、満腹感を得やすく、間食としても適しています。

栗のおすすめ食べ方 おすすめ3選

1.ゆで栗 シンプルながらくり本来の甘みを味わえる基本の食べ方。少しの塩を入れてゆでると、甘さがさらに引き立ちます。
2. 焼き栗 香ばしい香りが魅力。フライパンやオーブンで焼くと、皮がパリッとはじけて中はしっとり。
3.栗ごはん だしの香りと栗の甘みが絶妙にマッチ。もち米を少し混ぜると、モチモチ食感が楽しめます。

※ちなみに、栗を保存したい方は、冷凍保存がおすすめです。
 冷凍すると甘みも増し、皮もむきやすくなります。

どの食べ方もおいしいですよね😊
ただ、上記の食べ方だと渋皮に多く含まれているポリフェノールはあまり摂取できないですね。できればポリフェノールも効率よく摂取したい!というわけで、今回は『栗の渋皮煮』のレシピをご紹介したいと思います🌰✨

栗の渋皮煮作り方

材料
・生栗 ・・・1kg
・水  ・・・適量
・熱湯 ・・・適量
・重曹 ・・・大さじ1
・水  ・・・400ml
・砂糖 ・・・600g
・ラム酒・・・大さじ1(お好みで)
・瓶 ・・・・500ml 4瓶くらい(栗の大きさによる)

※事前に熱湯を沸かしておく

1.生栗を水でよく洗い汚れをおとします。洗ったあと、ボールに栗を入れ熱湯を入れ10分ほどおく。栗の外皮をふやかす。


2.外皮がふやけた栗を薄皮を残しながら剥く。※ポイント:できるだけ黄色い実まで剥かないように気を付ける。実まで剥くと煮込んだ時に煮崩れを起こしやすくなります。

3.硬い外皮を剥いたら、鍋に栗を入れて栗が隠れるまで水を注ぐ。重曹を入れて、煮立たせる。
  煮立たせてえぐみを抜いていきます。

4.煮立って、渋みがにじみ出てきます。水が色濃くなってきたら一度水を捨て変えます。
 水を捨て変えたらもう一度煮立たせる。(2回目以降は重曹を追加する必要ないです)
 水を捨て変える作業を2~3回くり返す。水の濁り具合をみて、濁りが落ち着いてきたら大丈夫です。      ※ポイント:下記画像で水を変えるタイミング

5.4の作業を繰り返したら、一回栗をザルにあげる。栗についている皮の芯をつまようじなどで取り除く。※ポイント:皮の芯が残っていると食べる時に口に残るため必ず取りましょう

6.皮の芯を取り除いたら、鍋に入れます。水200ml入れ、砂糖300g入れ煮立たせます。
この時、別コンロで瓶を煮沸消毒しておく。

7.水分が出てきて煮立ってきたら、追加で砂糖300g入れる。好みでラム酒を入れて煮立たせる。

8.煮立ったら煮沸消毒した瓶に栗を詰める。栗を詰めたあと渋皮煮の液も入れる。液を入れることで長期保管できます。

9.最後に栗を入れた瓶を沸騰したお湯につけて煮沸消毒をします。鍋からあげて、瓶の熱を冷ましたら出来上がり🌰✨冷蔵庫に入れて保管します。去年作った栗も食べることができたので、冷蔵保存で1年は保管できると思います♪

おわりに

栗は秋になったら必ず食べたくなる食材の一つ。昔から食べ親しまれたもので、栄養素も抜群!そんな栗のおいしい食べ方もたくさんあります。その時の気分によって焼いたり、ゆでたり、ご飯に入れたり、渋皮煮にしたり♪料理しながら、出来上がったおいしい栗を思い浮かべるのも楽しみのひとつ。秋の食材を存分に堪能しましょう!

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